2025 Formula Gymkhana Rd.3

2025年 Formula Gymkhana 予選会Rd.3プレビュー

西日本勢が集結!決勝進出をかけた最後の予選ラウンド開幕

2023年の初開催から3年目を迎えた学生自動車部によるワンメイクジムカーナ大会「Formula Gymkhana」。今シーズンラストの予選会Rd.3が、今週末9月27日〜28日に滋賀県の奥伊吹モーターパークで開催される。

今シーズンの予選会は全3大会で、これまでにRd.1(5月・鈴鹿ツイン)、Rd.2(6月・エビス)が終了。そして、今回のRd.3奥伊吹は、主に九州から西日本の学生チームを対象とした最終予選となる。

各予選を勝ち抜いた上位チームは、11月1日〜2日に富士スピードウェイで初開催される決勝大会への出場権を手にする。

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シミュレータ予選から勝ち上がった精鋭17校が集結!

本戦出場をかけた2次選考(シミュレータタイムアタック)を突破したのは17校。中でも注目は、初出場ながらトップ通過を果たした大阪工業大学と、僅差で続いた大阪産業大学の2校だ。さらに、昨年の全国大会で3位に輝いた近畿大学が3位で通過し、昨年も出場経験のある大阪公立大学が4位にランクインしており、TOP4まではわずか2秒以内の接戦となった。

また、女子クラスも6名が選考を突破し、TOP4が1秒以内のタイム差で並び、今年も白熱の展開が予想される。

2025予選Rd.3 奥伊吹モーターパークRd.二次選考結果

■ Formula Gymkhana クラス

順位 学校名 合計タイム GAP
1 大阪工業大学 3:24.845 0.000
2 大阪産業大学 3:26.087 1.242
3 近畿大学 3:26.572 1.727
4 大阪公立大学 3:26.724 1.879
5 大阪大学 3:27.490 2.645
6 兵庫県立大学 3:27.871 3.026
7 鹿児島大学 3:28.163 3.317
8 九州産業大学 3:28.633 3.788
9 大阪経済大学 3:29.319 4.474
10 九州大学 3:29.398 4.553
11 神戸大学 3:29.427 4.582
12 広島大学 3:29.549 4.704
13 関西大学 3:32.028 7.183
14 熊本大学 3:34.247 9.402
15 トヨタ神戸自動車大学校 3:34.430 9.585
16 西南学院大学 3:34.547 9.702
17 大分大学 3:35.806 11.001

以上、17校予選通過
個人ベストタイム 大阪工業大学 村上 博俊 1:08.051
予選通過基準タイム 1:25.000 全員通過

発表:2025年8月8日 19:00 大会組織委員会

■ Formula Gymkhana 女子クラス

順位 氏名 学校名 合計タイム GAP
1 竹山 凛 兵庫県立大学 1:10.428 0
2 小畑 有美佳 関西学院大学 1:10.972 0.544
3 坂部 和香 近畿大学 1:11.018 0.59
4 山田 桜子 関西学院大学 1:11.072 0.644
5 久保田 朱莉 大阪公立大学 1:11.771 1.343
5 村岡 マリナ 広島大学 1:11.928 1.5
7 松原 さら 関西学院大学 1:14.366 3.938

以上、7名予選通過
予選通過基準タイム 1:25.000 全員通過

発表:2025年8月8日 19:00 大会組織委員会

Formula Gymkhanaの魅力とは?

この大会の大きな魅力は、公平なレギュレーションと参加しやすい環境づくりにある。

完全ワンメイク・イコールコンディション
●  男子:TOYOTA GR86(AT)●  女子:NOTE AURA nismo
すべての車両は同一スペック・新品タイヤで用意され、大会当日に抽選でドライバーへ割り当てられる。マシン性能差のない中で、純粋なドライビングスキルのみが問われる仕組みだ。

学生に優しい運営体制
●  チーム参加費:8,000円(女子は1人2,000円)●  宿泊・食事の支給、交通費補助あり
参加学生への経済的な負担を極力減らすサポートが整っており、モータースポーツの裾野を広げる取り組みとしても注目されている。

自動車業界との“出会いの場”としても注目

Formula Gymkhanaは、競技だけでなく自動車業界と学生の橋渡しの場としても機能している。現地にはTOYOTA GAZOO Racingや日産自動車をはじめとする大会スポンサー企業も来場し、学生たちは気軽に業界人と交流する機会を得られる。企業にとっても、自動車・モータースポーツに情熱を持つ優秀な人材との出会いの場として活用されている。

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若きドライバーたちの熱き挑戦に注目!

最終予選ラウンドとなる奥伊吹大会では、学生ドライバーたちが全力でぶつかり合う。彼らの持つ技術・情熱・可能性が、日本のモータースポーツ界に新たな風を吹き込むに違いない。

決勝進出の残る切符を手にするのはどの大学か。学生たちの真剣勝負に、ぜひ注目してほしい。

2025年 Formula Gymkhana 予選会Rd.3レポート

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西日本の16校が奥伊吹モーターパークに集結した予選会Rd.3は近畿大学が総合も個人も制覇

今年で3年目となった「Formula Gymkhana」は、4年制の大学だけでなく短大や専門学校からも参加が可能となり、より多くの学生がチャレンジできる場へと変わった。2025年は年3回の予選会と、各予選会の上位6校だけが参加できる決勝大会の計4戦が開催される。今シーズン最後となる予選会Rd.3は、9月27日(土)−28日(日)に滋賀県の奥伊吹モーターパークで行われた。今年から競技車両がGR86(AT車)に変更されたことで、ステアリングやペダル操作に集中でき、僅差の争いとなっている。シミュレータを使った2次選考を突破した16校が出場し、11月に富士で開催される全国決勝への切符をかけて熱戦を繰り広げた。 Formula Gymkhanaは各校3名のドライバーの合計タイムにより競われる。9月27日(土)が練習日となっており、9月28日(日)に2回の走行を行って勝者を決する。昨年同場所で行われた全国大会で3位を獲得している熟練の近畿大学が優勝。2位には同じく前年9位の広島大学が入り、3位には九州産業大学が入った。最も遠方の地から毎年参戦している前年全国6位の鹿児島大学が4位、5位には兵庫県立大学、6位に大阪大学がつけ、以上6大学が全国大会への出場権を手にしている。

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近畿大学が2位に2秒の差を付け優勝 個人ベストも同大の辻野選手がマーク

<第1ヒート> 9.28 SUN 10:10-11:40 コンディション:晴/ドライ

雲に包まれた気温24℃の過ごしやすい気候の中、10時10分から第1ヒートがスタート。出走順はシミュレータによる2次予選の順位を逆にしたもので、大分大学Aドライバーから先陣を切った。

最初に好タイムを刻んだのは神戸大学4年の関内悠太選手で、51秒台をマークするもパイロンタッチがあり5秒のペナルティ。その後に、鹿児島大学の橋口琉一選手が51秒510で、個人ベストタイムを更新する。続いて全日本ジムカーナにてATのGR86で参戦経験のある兵庫県立大学3年の瓜本琴葉選手が、実力通り51秒533の好タイムをマーク。さらに近畿大学2年の河瀬裕大選手が51.558秒となり、個人トップ3がコンマ1以内の接戦となる。しかし広島大学2年の迫泰輝選手が、今大会最初の50秒台となる50.608秒を記録し会場を沸かせた。第1ヒート終了時点で暫定トップに立ったのは、3人揃って安定した速さを見せた近畿大学。好タイムをマークした2年 河瀬選手に続き、Bドライバーの2年梶野友貴選手が51秒387、Cドライバーの3年辻野眞人選手が自己ベストタイムを更新する50秒213を叩き出し、 同大学は2分33秒158と2番手以下を約3秒離す安定感と強さを見せた。

各大学3名全てのドライバーが一巡した結果、2位広島大学から4位鹿児島大学まではタイム差がわずか0.5秒と僅差で、第2ヒートのタイム更新次第では順位が大きく変わる状況。決勝大会に進めるボーダーラインは6位大阪産業大学2分39秒211となった。前戦よりも比較的シンプルなコースレイアウトであるためか、全ドライバーがミスコースをせず確実にタイムを記録し、第2ヒートでも思い切った走りが見られた。

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<第2ヒート> 9.28 SUN 13:30-15:00 コンディション:晴/ドライ

13時30分から第2ヒートが始まると、次々にタイムが更新される激しい展開となる。Aドライバーまでは大きな順位変動はなかったが、Bドライバーがスタートすると、鹿児島大学4年の松尾紘斗選手が53秒台のタイムを残して同大学は2番手へ浮上。続く兵庫県立大学3年の岡田智貴選手も53秒台だがタイムを残し、2番手へ順位を上げる。Cドライバーの走行が始まると、1秒近く持ちタイムを更新するドライバーが増え、目まぐるしく順位が入れ替わる。まず広島大学2年の和田涼之介選手が約1秒アップの51秒810と好走を見せ、同大学が再び2番手(2分35秒438)に浮上。続く九州産業大学2年の黒木周吾選手も、持ちタイムをコンマ9秒上げる52秒211をマークし、同大学は一気に5番手から3番手(2分35秒958)に浮上。鹿児島大学3年の中村聡吾選手は、51秒668とコンマ6秒アップし、同大学は5番手から4番手へ(2分36秒133)。

その後は、熾烈な決勝大会に進めるボーダー付近の争いが始まる。大阪大学は、2年の岡田幸大選手が52秒655秒を記録して、大阪公立大学を約0.3秒上回り決勝進出のボーダーラインとなる6番手(2分37秒667)へ浮上。しかし、その直後に大阪公立大学も決勝進出権を取り返すべく、2年の宮本大慈選手が53秒216をマークするが、6番手の大阪大学には0.02秒届かず7番手(2分37秒686)に留まり惜しくも予選敗退。第一ヒートで全体ベスト(50秒213)をマークしている近畿大学3年の辻野選手は、自身の持つ個人ベストタイムの更新を目指し圧巻の走りを見せたが、50秒595とわずかにタイムダウン。それでも卓越した走りで会場を大いに沸かせた。終盤走者の大阪産業大学と大阪工業大学は、シミュレータの予備予選をそれぞれ2位、1位で通過しており期待がかかっていたが、前者は8位、後者は2名のパイロンタッチで沈み11番手と、惜しくも予選敗退となった。

3年目を迎えた「Formula Gymkhana」は、実績を残してきた強豪校だけでなく初出場校も卓越した技量を見せた。出場できる学校や選手が増えたことで、よりハイレベルな争いが繰り広げられ、学生はもちろん企業や観客の盛り上がりはかつてない最高な状態となっている。次回はいよいよ、各地の予選会を勝ち上ってきた全18校で行われる、全国大会決勝が11月1日(土)−2日(日)に富士で開催される。引き続き、注目していただきたい。

2025予選Rd.3 奥伊吹モーターパークRd.二次選考結果

■ Formula Gymkhana クラス
Pos No Driver College Name BestTime Heat1 B P Heat2 B P TotalTime
1 14 A 近畿
大学
河瀬 裕大 51.432 51.558 -0.3 0 51.432 -0.3 0 2'33.032
B 梶野 友貴 51.387 51.387 -0.3 0 52.606 -0.3 0
C 辻野 眞人 50.213 50.213 -0.3 0 50.297 -0.3 0
2 11 A 広島
大学
荒谷 心優 53.320 53.367 -0.3 0 53.320 -0.3 0 2'35.438
B 迫 泰輝 50.608 50.608 -0.3 0 51.619 -0.3 0
C 和田 涼之介 51.510 52.512 -0.3 0 51.510 -0.3 0
3 10 A 九州
産業
大学
田中 良樹 51.151 52.070 -0.3 0 51.151 -0.3 0 2'35.958
B 隅田 旭一 52.886 53.510 -0.3 0 52.886 -0.3 0
C 黒木 周吾 51.921 52.838 -0.3 0 51.921 -0.3 0

4位:鹿児島大学(2'36.133) 5位:兵庫県立大学(2'36.391) 6位:大阪大学(2'37.667) 以上が全国大会進出
7位:大阪公立大学(2'37.686)、8位:大阪産業大学(2'38.548)、9位:九州大学(2'40.324)、10位:大阪経済大学(2'41.614)、11位:神戸大学(2'41.823)、12位:大阪工業大学(2'45.938)、13 位:西南学院大学(2'48.147)、 14位:トヨタ神戸自動車大学校(2'49.249)、15位:大分大学(2'50.516)、16位:関西大学(2'50.891)は、予選会敗退

優勝校 近畿大学 2 分33 秒032

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「初めてGR86 のAT 車両で競技をしたが、パワースライドが起きないようキックダウンを丁寧に実施したり、ギアポジションをモニターで確認したりしながらタイムロスを防ぎました。また強い先輩方(同大学は去年全国3位、個人1 位) のサポートや、他校の走行やデモランを研究したことも功を奏しました。決勝大会も、万全にコンディションを整えて臨みたいです」

個人ベストタイム 50秒213 辻野眞人 選手(近畿大学)

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「個人ベストは狙っていましたが、ライバルのタイムを気にしすぎずに自分のドライビングに集中したことが大きかったと思います。また普段から学連の大会や、中部戦に出場し経験値を貯めてきたことも大きかったです」

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2025年 Formula Gymkhana Rd.3レポート 女子クラス

「タイム差」で競う女子クラスは驚異の再現性で大阪公立大学の久保田選手が優勝を果たす

今年で3年目を迎える「Formula Gymkhana」は、昨年から新たに女子クラスが設定された。女子クラス最大の特徴はFGクラスとは異なり速さではなく、2回の走行タイムの差が最も小さい選手が勝者となる「タイム差方式」という新ルールが採用されていること。そのため精密なドライビング技術や、走りの再現性が勝敗を左右する。

予選会Rd.3は、9月27日(土)−28日(日)に滋賀県の奥伊吹モーターパークで開催された。今回はRd.2に続き2回目となる女子クラスが組み込まれ、シミュレーターでの2次予選を勝ち抜いた7名の女子学生ドライバーが、11月の全国決勝への切符をかけて熱戦を繰り広げた。

2本のタイム差がわずか0.049秒 ライバルを寄せつけず勝利

競技車両は日産AURA Nismoを継続して使用するが、車両のマイナーチェンジに合わせて4WDモデルに変更。今年から始まった「2本のタイム差の少ない者が勝つ」新ルールに対して、今回は限界ギリギリの走行で2本を揃えにいく「攻めの戦略」が顕著に見られた。

この女子クラスでは、速さはそれほど重要ではないものの、基準タイムをクリアできないと「ノータイム」になってしまう。また2本走行したタイムの差が最も小さい選手が勝者となるため、どちらかの走行でタイムが残せなかった場合、勝負権がなくなってしまうというシビアさがある。

大きなプレッシャーがかかる中、予選会Rd.3で優勝を勝ち取ったのは、シミュレーター予選を5番手で通過した大阪公立大学3年の久保田朱莉選手。第1ヒートで55秒870を記録すると、第2ヒートでは55秒821をマーク。2本走行したタイム差はわずか0.049秒と、脅威の再現性で会場中を驚かせた。

2位に入ったのは、シミュレーター予選をトップで通過した兵庫県立大学3年の竹山 凛選手。2本のアタックを53秒台で揃え、そのタイム差は、前回の予選会Rd.2エビスの優勝者のギャップは0.523秒に匹敵する0.611秒。

全国大会出場のボーダーとなる3位には、近畿大学3年の坂部和香選手が滑り込んだ。2本目のアタックでは、GR86のタイムにも匹敵する53.484という速さも魅せつつ、1本目から約1秒のギャップに抑え決勝大会の切符を手にした。

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■ Formula Gymkhana 女子クラス
Pos No 学校名 氏名 Heat1 B P Heat2 B P GAP
1 18 大阪公立大学 久保田 朱莉 56.170 -0.3 0 56.121 -0.3 0 0.049
2 22 兵庫県立大学 竹山 凛 55.404 -0.3 0 56.015 -0.3 0 0.611
3 23 近畿大学 坂部 和香 54.491 -0.3 0 53.484 -0.3 0 1.007

以上、3名までが全国大会進出
4位:松原 さら(関西学院大学、Gap 1.102)5位:山田 桜子(関西学院大学、Gap 1.172) 6位:村岡 マリナ(広島大学、Gap1.508 )7位:小畑 有美佳(関西学院大学、Gap 1.903) 4位以降は予選敗退

女子クラス優勝 久保田 朱莉選手(大阪公立大学)

「2本目は午前の1本目に合わせてアクセルワーク、ブレーキポイント、ライン取りを同じにするようにひたすら気をつけたら同じタイムを出すことができました。去年は悔しい予選敗退でしたが、決勝大会に進めることになりとても嬉しいです」

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